英語タイトルのPOSSIBLE BREAKTHROUGH IN ALZHEIMER'S DETECTIONは「アルツハイマー病の発見に飛躍的進歩か」です。
認知症の原因であるアルツハイマー病を簡単な検査で発見できることにつながる技術を、国立長寿医療研究センターと大手精密機器メーカーが共同で開発しました。世界の多くの国々が長寿化に向かう中で、認知症の主な原因であるアルツハイマー病をどう克服していくかが、健康な長寿社会を達成するうえで課題となっています。
今回のニュースには、医療や化学に関する語彙が多く含まれます。英語学習とあわせてアルツハイマー病のメカニズムについても理解を深め、この研究の意義を考えましょう。

アルツハイマー病に新検査法 (アンコール放送)

There's been a potential breakthrough in how to screen for a degenerative brain disease affecting tens of millions of people worldwide. Researchers in Japan and Australia say they've developed a cheap and easy technique to detect Alzheimer's disease even before symptoms appear.
The work was published in the science journal Nature. Researchers say they've come up with a long sought-after blood test to screen for the buildup of a protein linked to the disease.
About 230 people were tested in a clinical study. Scientists say they were able to find it with about 90 percent accuracy.

(Katsuhiko Yanagisawa / National Center for Geriatrics and Gerontology)
"We hope this method will contribute to developing an essential cure or preventative medicine for the disease."

Researchers will continue to study the new method. They hope it will eventually become a reliable way to identify early stages of dementia.
番組やホームページで題材にする英語ニュースは、放送から一定期間が経過したニュースです。そのため、現在は状況や事実関係が異なっている場合があります。
世界中で数千万人が患っている退行性脳疾患の検査法が飛躍的に進歩する可能性が出てきました。日本とオーストラリアの研究者が、症状が現れる前に、アルツハイマー病を発見できる安価で簡単な技術を開発したと発表しました。
この研究は、科学誌「ネイチャー」で発表されました。研究グループによりますと、アルツハイマー病(の発症)と関連があるとされるタンパク質の蓄積を血液検査で判定するという、長年にわたって求められていた方法を発見したということです。
研究グループは、およそ230人を臨床研究で検査した結果、ほぼ90パーセントの確率で(問題のタンパク質の蓄積を)判定することができたとしています。
国立長寿医療研究センターの柳澤勝彦所長は、「この方法が、アルツハイマー病の根本的な治療薬や予防薬の開発に貢献することを願っています」と述べました。
研究グループはこの新しい検査方法の研究を進め、最終的には認知症の初期段階を特定するための確実な方法になることを期待しています。
この日本語は学習用に英文ニュースを和訳したものであり、実際の放送された日本語のニュースと表現が異なる場合があります。

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