英語タイトルのMURAKAMIは村上春樹氏、HKはHong Kong(香港)のことで、MURAKAMI MESSAGE FOR HK PROTESTORSは「村上春樹氏、香港の活動家にメッセージ」という意味です。
今回は、世界的に知られる小説家の村上春樹氏が香港の民主化運動の活動家にメッセージを送ったというニュースです。村上氏は、どこでそうした発言を行ったのでしょうか。彼のスピーチはどのようなものだったのでしょうか。こうした点に注意しながら、村上春樹氏の発言を英語で学習し、その内容を会話でも取り上げてみましょう。

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An internationally acclaimed Japanese novelist has offered words of encouragement to pro-democracy protesters in Hong Kong. Haruki Murakami made the comment at an awards ceremony in Germany.
Murakami was in Berlin to receive the Welt Literature Prize from the German daily newspaper Die Welt. He is the first Japanese novelist to be awarded the prize.
In a speech, Murakami referred to the Berlin Wall, which was pulled down 25 years ago. He said he expected that peace in the world would prevail. He then drew a parallel between conflicts around the world. He said race, religion, intolerance, fundamentalism, greed and fear are the walls that drive people apart, and that they still exist.

(Haruki Murakami)
"The actual feeling is that you are free, that if you want to, you can pass through the wall and go anywhere you like. I want to treasure that above all and write as many stories as I can."

He concluded his speech by saying he'd like to send out a message to the young people in Hong Kong who are struggling with their own wall at this moment.
番組やホームページで題材にする英語ニュースは、放送から一定期間が経過したニュースです。そのため、現在は状況や事実関係が異なっている場合があります。
国際的に高く評価されている日本の小説家が、香港で民主化を求める活動家たちに激励の言葉を送りました。これは、村上春樹さんがドイツで行われた授賞式で語ったものです。
村上春樹さんはドイツの日刊紙「ウェルト」が主催する「ウェルト文学賞」を受賞するため、ベルリンを訪れていました。日本人としてこの賞を受賞する作家は、村上さんが初めてです。
村上さんはスピーチの中で25年前に取り壊されたベルリンの壁に触れ、世界に平和が広がることを期待したと述べました。続いて村上さんは世界で起きている紛争を比較し、人種や宗教、不寛容、原理主義、そして欲望や恐怖は人々を分断する壁であり、それは今なお存在していると述べました。
そして村上さんは、「実感としては、皆さんは自由であり、望めば壁を通り抜けてどこへでも好きな所へ行くことができるということです。私はそれを何よりも大切にしたいし、できるだけたくさんの物語を書いていきたいのです」と述べ、今この瞬間に自分たちの壁と闘っている香港の若者にメッセージを送りたいと述べて、スピーチを締めくくりました。
この日本語は学習用に英文ニュースを和訳したものであり、実際の放送された日本語のニュースと表現が異なる場合があります。

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