英語タイトルのIPS PATIENT DOING WELLは「iPSの患者、経過順調」です。
今回は、iPS細胞を使って目の網膜の組織を再生し、患者の視力を回復させようという世界初の手術を行ったというニュースです。最先端医療の話題ですが、「手術をする」「回復する」「退院する」「検査をする」など日常的に必要な英語表現も出てきますので、しっかり学習しておきましょう。

世界初のiPS細胞手術 (アンコール放送)

Japanese doctors who performed a landmark surgery using stem cells say their patient is on the road to recovery. The medical team used iPS, or induced pluripotent stem cells, to treat a woman in her 70s who had a serious eye disease. They say she'll be able to leave the hospital in about a week.
The woman was suffering from age-related macular degeneration. The disease causes a progressive decline in vision. A medical team led by Masayo Takahashi from the RIKEN institute took a sample of her skin cells and turned it into iPS cells. They cultivated those into retinal tissue, using the cells' ability to turn into various types of body tissue. Then they transplanted the tissue into the patient's eye.

(Yasuo Kurimoto / Institute of Biomedical Research and Innovation Hospital)
"We are seeing that she's making good progress. She says she's able to see things more brightly."

Doctors say they can't be sure yet whether the transplant is really taking hold, so they'll conduct follow-up tests over the next year. And they're planning to treat five more patients as part of the same study.
番組やホームページで題材にする英語ニュースは、放送から一定期間が経過したニュースです。そのため、現在は状況や事実関係が異なっている場合があります。
幹細胞を使って画期的な手術を行った日本の医師団が、患者は回復に向かっていることを明らかにしました。この医療チームはiPS細胞つまり人工多能性幹細胞を使って、目に重い病気を持つ70代の女性を治療しました。医師団によりますと、患者はおよそ1週間で退院できるということです。
この女性は「加齢黄斑変性」という、進行性の視力低下を引き起こす病気にかかっていました。理化学研究所の高橋政代さんが率いる医療チームは、本人の皮膚細胞を採取して、そこからiPS細胞をつくりました。チームは、さまざまな身体組織に変化することのできるiPS細胞の能力を利用して、細胞を網膜組織へと培養し、患者の目に移植しました。
執刀した先端医療センター病院の栗本康夫統括部長は「経過は順調です。患者さんは、これまでより物が明るく見えると言っておられます」と話しています。
医師団によりますと、移植した組織が定着するかどうかまだはっきりしないため、来年にかけて追跡検査を行うということです。また研究チームは、この研究の一環としてさらに5人の患者の治療を行う計画です。
この日本語は学習用に英文ニュースを和訳したものであり、実際の放送された日本語のニュースと表現が異なる場合があります。

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