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タイトル 日本ニュース 第246号
公開日 1945年(昭和20年)2月22日 日本ニュースについて

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チャプター

[1] チャプター1 敵機本土来襲 米艦載機 関東地方の航空基地を襲う  01:59
[2] チャプター2 B-29 東京とその周辺を襲う  01:43
[3] チャプター3 戦雲迫る硫黄島  02:39
[4] チャプター4 大陸作戦 韶州攻略  02:05

再生テキスト

 敵機、グラマン。
2月16日午前7時。敵艦載機の編隊、本土へ侵入。
カーチスSB-2C。撃墜。我が新鋭戦闘機、見事、敵機撃墜。
 神奈川県某地区に撃墜されたグラマン。敵機動部隊はかの硫黄島作戦を支援せんと、16、17の両日、主として我が東部地区の飛行場に来襲したが、撃墜破353機以上の手痛き損害を受けた。
千葉県某地に投弾の暇もなく撃墜され、ほとんどその原型をとどめぬまでに、自らの爆弾で打ち砕かれた敵機の残骸(ざんがい)。また、別の撃墜された敵機の補助タンクに撃ち込まれた、無数の弾痕は、我が必殺攻撃のものすごさを物語って余りあるものがあります。

 中1日おいて19日、B-29約100機、数梯団に分かれ、その主力をもって帝都、及びその周辺地区に来襲。
白煙を吐くB-29。
その1機は帝都の住宅街に墜落して、火を発つ。この時、都民防空陣の活躍めざましく、被害を僅少(きんしょう)に食い止め、戦う都民の意気を示したのであります。
 また1機、東京近郊へ。来襲の都度(つど)、大損害を被りながらも、なお物量をかさに本土侵攻を繰り返すアメリカの野望。ことに2月15日以来、とみにその頻度を増した戦局を直視し、一億いよいよ不退転の決意を固めるものであります。

 2月16日、艦載機の本土来襲と時を同じくして、機動部隊また硫黄島を伺う。サイパン~東京、2280キロ。硫黄島~東京、1200キロ。敵はこの島に航空基地を前進せしめ、強引に我が本土を突き、太平洋作戦の主導権を握らんと焦る。風雲しきりに動く硫黄島。その島に、帝国本土防衛の第一線に立つ我が陸海軍部隊は、相協力してあらゆる欠乏と困苦に打ち克(か)ち、必勝の闘魂、断固として揺るがず。そのたくましき戦闘の明け暮れ。
敵機、来る。我が戦闘機、進発。
(警報~)
全員、戦闘配置へ。
雲間を縫うB-24の編隊。

 我が南支派遣軍は、粤漢線に沿って北上。1月27日、韶州を攻略。同地北方において南下せる友軍と握手。粤漢線打通に成功した。
1月中旬、広東北側地区に待機中の我が有力部隊は、突如北進を開始。その一隊は縦隊となって韶州への道を急ぐ。頑強な敵の抵抗を各所に撃破。破竹の進撃を続ける我が陸の精鋭は、英徳北方40キロの地点において、北江を渡河。韶州へ。我が必殺の砲火。
先遣隊、市街へ殺到。1月27日、韶州、ここに陥落。粤漢線打通、ついに成って、南支米空軍の最前線基地群は奥地との連絡を両断され、アメリカの野望、大陸接岸作戦に一大痛打を与えたのであります。

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