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タイトル 日本ニュース 第242号
公開日 1945年(昭和20年)1月18日 日本ニュースについて

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チャプター

[1] チャプター1 新台湾総督 安藤大将  01:10
[2] チャプター2 醜翼撃墜  02:09
[3] チャプター3 偉勲 體当たり震天隊  03:57

再生テキスト

 台湾軍司令官、安藤利吉陸軍大将は、12月30日、台湾総督に就任。翌31日、初登庁。長谷川前総督と事務引き継ぎを行いました。バイアス湾敵前上陸に勇名を馳(は)せた将軍を総督に迎え、我が第一線補給基地台湾の決戦態勢は、いよいよ完ぺきとなったのであります。

 明けて昭和20年元旦。将軍は台湾神宮に新任報告を行い、大東亜戦争必勝を祈りました。ここに我が南方要塞(ようさい)台湾は、この将軍総督の下、一致団結、さらに必勝への誓いを固めたのであります。

 1月9日午後、敵アメリカ空軍、マリアナ基地よりB-29約60機をもって、関東、東海道、近畿の諸地方に分散来襲。その一隊は帝都上空に侵入した。友軍機、必殺の体当たり。この体当たりを受けて、B-29、白煙とともに高度を落とす。この日の撃墜破、実に29機。そのうちの1機は空中分解して、北多摩郡小平町に激突。残骸(ざんがい)をさらした。巨大な翼もほとんどその原型をとどめぬまでに打ち砕かれ、敵は来襲するたびごとに、大きな損耗を加えていく。
機関砲、無数の弾丸。酸素吸入装置。補助タンク。
これより先1月3日、名古屋でも我が必殺の攻撃に、敵の1機は山腹に墜落。我が制空陣に凱歌(がいか)上がる。見上げるほどの大きな尾翼。アメのように曲がったプロペラ。醜い死体となったアメリカ兵。関東、東海道、近畿。いずれの地域に襲い来たるとも、我が制空部隊、必墜の態勢は断固たる膺懲の一撃を加えるであろう。

(特別攻撃隊員の会話)

<幸軍曹: 自分は幸軍曹であります。大君の御馬前に敵とともに差し違えて散っていくことを無上の光栄と感じておる次第であります。>

(特別攻撃隊員の会話)

<無線機: 命令。震天隊出動。皇土上空高々度。終わり。>

<隊 員: 特攻隊、出動。特攻隊、出動。 敬礼>

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