

■オープニング オープニングタイトル


scene 01 インターネットの新たな問題 ●今日のテーマは、「情報化社会を生きる」。 ●すっかり身近になったインターネット。そこに今、新たな問題が起きている。インターネットに関する警察(けいさつ)への相談件数は、2011年の前半だけで4万件以上。 ●なかでも注意が必要なのが、不正アクセス。小学生が法律違反(ほうりついはん)で摘発(てきはつ)されるという事件も起きた。 ●事件が起きたのは、あるコミュニティーサイト。ネット上の仮想の町に自分が作ったキャラクターを住まわせ、いろいろな人との交流を楽しむサイトだ。いったい何が…。


scene 02 人のパスワードを聞き出し… ●「パスワードを教えてくれたら、めずらしいアイテムをあげるよ」と、仮想の町で男の子に話しかけられた女の子。一度は断ったものの、言葉たくみに聞かれて、パスワードを教えてしまった。 ●この男の子のキャラクターを使っていたのが、問題の小学生。聞き出したパスワードを勝手に変更(へんこう)し、女の子のキャラクターを乗っ取ってしまった。 ●これは不正アクセス禁止法という法律(ほうりつ)に違反(いはん)する行為(こうい)。この小学生は補導(ほどう)された。


scene 03 個人情報は安易に教えない ●専門家(せんもんか)によると、安易にパスワードを教えてしまった側にも問題があるという。 ●IDとパスワードは、自分の大切な個人情報。自分で管理するのはもちろん、相手にわたすとどういうことが起きてしまうのかを考える必要がある。


scene 04 パスワードを守る方法は? ●ここで問題。大切なパスワードを守るための正しい方法は、次のうちどれ? 1.わすれないよう友だちにも覚えてもらう。2.メモに書いておく。3.しっかり覚えてだれにも教えない。 正解は…【3】 ●こうした事件が起きないよう、サイトの運営会社でも対策(たいさく)をとっている。サイトの中の目立つところに立てられた看板(かんばん)で、パスワードなどの個人情報はだれにも教えないように注意をうながしている。


scene 05 悪口を書きこまれたら? ●気軽に自分の意見を発表できるインターネットの掲示板(けいじばん)。ほとんどの場合、匿名(とくめい)で参加できる。それを悪用して、特定の人の悪口が書きこまれるケースもたびたび発生している。 ●ここで問題。自分の悪口が書かれていた場合、対処(たいしょ)法として正しいのは? 1.堂々と反論(はんろん)する。2.無視(むし)する。3.やめるよう、書いている本人におねがいする。 正解は…【2】 ●悪口を書く人は、相手の反応を期待している。そのため、無視すれば自然におさまることが多い。


scene 06 無視するだけではすまない場合 ●転送しないと悪いことが起きるとおどす“チェーンメール”。これも無視(むし)するのがいちばん。 ●しかし、インターネットの世界では、無視するだけではすまない場合もある。個人情報や学校名が書かれていて、それがだれであるかわかる場合は、ウェブサイトの管理者に個人情報の削除(さくじょ)をおねがいする。


scene 07 活躍のきっかけにもなるインターネット ●横浜のギャラリーで開催(かいさい)された絵画展(てん)。日本だけでなく、ヨーロッパやアジアで活動する34人のアーティストが出品した国際的なものだ。 ●出品者の一人、中学生のATSUさんは、小学校5年生のころから画家として活躍(かつやく)し、現代アートの世界で将来(しょうらい)を期待されている。 ●大人に混じって積極的に画家としての活動を行うATSUさん。こうして活躍するようになったのは、インターネットがきっかけだった。


scene 08 ルールを守って利用する ●ATSUさんはインターネットの日記、“ブログ”を開いている。作品発表の重要な場所であり、毎日1000人以上の人がブログを見てくれている。 ●ブログをきっかけに、実際に顔を合わせて交流するようになった人はおよそ200人。これだけ交流の輪を広げることができたのは、パソコンは親がいるところで使うなど、自分と家族で決めたルールを守り、注意深くインターネットを利用してきたから。 ●顔も見えないままにさまざまな人が利用している世界。それがインターネット。だからこそ、ルールを守ることが大事なのだ。

