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つきたてに変身!パックもちで至福の正月を
2009年12月16日放送

「あっという間につきたてもち!」
日本人が大好きな「おもち」。
中でも“つきたて”は格別おいしいですよね。
ところが、家で「もちつき」をすることが少なくなった今、
主流は「パックのおもち」です。
“つきたて”に比べると味気ないなぁ
“つきたて”はもう食べられないのかなぁ
なんて諦めていませんか?
そこでガッテンは、
「パックのおもち」を“つきたて”に変身させたい
という夢に挑みました。
パックもちのあるヒミツを知るだけで、
あのコシとのびが実現!
生まれ変わったパックもちで、
お正月の幸せ気分は倍増ですよ!
つきたてをあきらめない!
つきたてのおもちを口に入れたときの、幸せな食感。みなさんも味わったことありますよね。
私も学生の頃、つきたてほやほやのおもちが無性に食べたくなって、友人に呼びかけ、きねと臼を借りてきて、もちつきをやりました。
もちつきの習慣が少なくなり、つきたての食感を味わう機会まで失われてしまうのは寂しすぎます!
そんな思いから、試行錯誤の末に生まれたガッテン流、ぜひお試しください!
そして、たまにはもちつきも!
発見!究極のもち
究極においしいもちとは何なのか?
それを見つけに訪れたのは、岩手県一関市。
正月はもちろん、古くから、農作業の節目や結婚式など、
事あるごとに、もちをつく習慣があるそうです。
数百種類ものもちの食べ方があるという一関の方々が、
最もおいしいもちと教えてくれたのが、
「うすばたもち」
どんなおもちか想像つきます?
「臼端もち」
と書くとわかりますよね。
つきたてを、臼のすぐそばで、何もつけずに手づかみで食べるもの。
もちの最高の食感を堪能できる、まさに究極のつきたてもちだったのです。
一関の方々に東京でもちつきをしてもらったら
あっという間に大行列!
うすばたもちを食べた人たちは、みなさん大喜び。
つきたてもちをしばらく食べていなかった人たちが、
やっぱりおもちはつきたてが一番!
と口をそろえたのでした。
いったいそのおいしさのヒミツは何なのでしょう?
対決!つきたてVS.パック
つきたてもちとパックもち、いったい何が違うのか。
調べたのは、「食感」につながる2つの項目。
「コシ」と「のび」です。
実験では、もちを引っ張ってどれだけのびるか測定するのと同時に、バネばかりを使って、引っ張る力を測定。この力こそ、引っ張ってもダラーッと垂れない、もちの「コシ」の強さの指標と考えました。
すると結果は・・・
つきたてもちは、パックもちをゆでたり、電子レンジで加熱したりしたものと比べて、「コシ」「のび」の両方が大きいという傾向が見られました。
つきたてもちの幸せ食感の正体は、「コシ」と「のび」
が両方あることだったのです。
ついに発見!パックもちのつきたて再現法
パックもちで、つきたては再現できるのか?
もち米を原料にしてパックもちを作る工場では、蒸したもち米をきねと臼でつくという、伝統的な「もちつき」そっくりの工程を踏んでいます。
したがって、工場でつかれたばかりのもちは、まさに「コシ」と「のび」を併せ持つ「うすばたもち」。パックもちは、それをただ冷却しただけなのです。
もちの食感に影響を与える大事な要素が「水」と「空気」。
どちらも多すぎるとコシがなくなり、少なすぎるとのびが悪くなると考えられています。
実は、パックもちには、冷却の過程で、つきたてもちの「水」と「空気」がしっかり閉じ込められていました。
つまり、パックもちをつきたてに戻すポイントは、
パックもちの「水」と「空気」をキープして加熱する
ことだったのです。
ガッテン流「つきたて再現法」
- フライパンを予熱(うすく油をひき、強火約1分)
- フライパンに、熱する方の面だけ水をつけたもちと、湯(80℃以上)大さじ1を入れて、すぐふたをする。
- 30秒加熱して、火を消す。
- 余熱約7分で出来上がり。(水蒸気を充満させているため、ふたを途中で開けないでください)
※厚さ16mm以下のもちを、室温20℃以上で使用しています。
※火力やフライパンの種類、もちの大きさによって、時間を調節してください(もちを4等分したとき、余熱時間は2~3分になります)。
※保温性の低いフライパンの場合、できない場合があります。室温が低いときには、火を消した後、フライパンのふたの上に、タオルをかぶせるなどして保温力を高めてください。その場合、必ず火元から離れた所で行ってください。
もち窒息事故ゼロをめざして
毎年、もちをのどに詰まらせてしまうという事故が後をたちません。
そこにはもちの物性に加えて、心理的な作用も関わっていると考えられます。
一つは、自分は大丈夫だろうという油断。
そしてもう一つは、飲み込めそうだという無意識の誤解。
人は、食べ物を飲み込むとき、いったん細かくかみ砕いてから、それを唾液と一緒にもう一度塊にして飲み込みやすくしています。その点、もちはもともと塊なので、まとまりにくさや飲み込みにくさを感じることが少ないのです。その一方で、もちはかんでもかんでもなかなかかみ切れないので、大きな塊のまま飲み込んでしまいがちなのです。
つまり事故を防ぐには、もちを食べるときには、のどに詰まってしまうかもしれないと常に意識することが、シンプルですがとても重要なのです。
さらに、事故を減らすためにガッテンが提案するのは、
「もちを薄く(小さく)切って食べること」
もちの厚さを半分にすると、大きな塊のまま飲み込んでしまう危険が減るとともに、かむときのあごの筋肉への負担も半減します。さらに、たくさんかむことによるストレスが減った分、喜びの脳波が多く出ているという傾向も見られました。
もちをのどに詰まらせないための方法
- 少しずつ食べる
- 十分かむ
- 口の中を湿らせる
- おしゃべりしながら食べない
- せきをさせる
- 背中をたたく
- 指でかき出す(無理はしないよう注意)
- 腹を上方に圧迫する(身体の弱いお年寄りや小さな子どもには、力が入りすぎないよう注意)

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