今回のニュースは、京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学・生理学賞を受賞したという話題です。タイトルのNOBEL FOR STEM CELLSは「幹細胞にノーベル賞」という意味です。幹細胞の研究に対してノーベル賞が授与されたという状況を表しています。
本文では、今回の授賞理由を始め、理系の用語がたくさん出てきます。英語の専門用語は一見難しく感じられますが、日本語で概念をしっかり理解すれば覚えやすくなります。ぜひこの機会に、iPS細胞などについての知識を広めておきましょう。

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Two pioneers of stem cell research have won the Nobel Prize in Physiology or Medicine. Japan's Shinya Yamanaka shares the honor with Britain's John B. Gurdon. Both discovered mature, specialized cells can eventually develop into all of the tissues that make up the body.

(Goran K. Hansson / Secretary of the Nobel Committee for Physiology or Medicine)
"The Nobel Assembly at Karolinska Institutet has today decided to award the Nobel Prize in Physiology or Medicine 2012 jointly to John B. Gurdon and Shinya Yamanaka."

The Nobel Assembly in Stockholm, Sweden, made the announcement Monday.
Yamanaka is 50 years old. He's a professor at Kyoto University. He established the method to produce a new type of cells called induced pluripotent stem cells, or iPS cells. They are capable of becoming specialized cells, which can be used to create tissues such as neurons and heart muscle.
John Gurdon of Britain was the first to hypothesize that a genome might contain all the information to develop into every cell type found in an organism in 1962. Forty years later, Yamanaka confirmed and expanded on Gurdon's thesis.

(John B. Gurdon / Nobel Prize laureate)
"Yamanaka's work was a major breakthrough, primarily because it showed that you can derive embryo cells from adult cells, simply by adding the right combination of genes."
番組やホームページで題材にする英語ニュースは、放送から一定期間が経過したニュースです。そのため、現在は状況や事実関係が異なっている場合があります。
幹細胞を研究する2人の先駆者が、ノーベル医学・生理学賞を受賞しました。日本の山中伸弥さんとイギリスのジョン・ガードンさんが、その栄誉を分かち合います。2人は、成熟して特殊化した細胞が、最終的に体を構成するあらゆる組織に変化することができることを発見しました。
「カロリンスカ研究所のノーベル会議は本日、2012年のノーベル医学・生理学賞をジョン・ガードン氏と山中伸弥氏に共同で贈ることを決定しました」と、スウェーデンのストックホルムにあるノーベル会議(のハンソン委員長)は、月曜日(10月8日)に発表を行いました。
山中氏は50歳。京都大学の教授で、人工多能性幹細胞、あるいはiPS細胞と呼ばれる新しいタイプの細胞を作る方法を確立しました。iPS細胞は神経細胞や心筋などの組織を作るための特殊な細胞に変化することができます。
イギリスのジョン・ガードン氏は1962年に、生物を形づくる全ての細胞に成長する遺伝情報がゲノムに含まれるという仮説を立てました。そして40年後、山中氏がガードン氏の説を裏付け、発展させました。
ガードン氏は「山中氏の業績は大躍進でした。正しく組み合わせた遺伝子を加えるだけで、成長した細胞から胚細胞をつくることができるということを示したのですから」と語りました。
この日本語は学習用に英文ニュースを和訳したものであり、実際の放送された日本語のニュースと表現が異なる場合があります。

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