取材ウラ日記

数を減らすアマミノクロウサギ 本当に悪いのは…

奄美大島では今、マングースの駆除が行われています。猛毒のハブを駆除するために人によって放たれたのですが、不幸にもマングースはアマミノクロウサギやほかの貴重な生きものを襲うようになりました。人間が放したマングースは30匹ほどでしたが、わずか20数年で1万匹近くまで増えてしまいました。そのため、アマミノクロウサギの生息地は、マングースを放す前と比べ、半分近くにまで狭まってしまいました。そこで、森の中に3万個ものワナが仕掛けられ、駆除専門のチームが毎日見回りを続けているんです。

さらに最近、駆除には意外な生きものが役立っています。それは犬。マングースを穴に追いつめ、居場所を人間に知らせるように特別に訓練された犬たちです。犬たちの活躍もあり、現在マングースは300匹ほどにまで減り、アマミノクロウサギの数は少しずつ増えてきていると考えられています。でも「本当はマングースは悪くない。精一杯生きているだけ。悪いのは人間です」という駆除チームの方たちのお話がとても印象的でした。

  • 猛毒を持つハブ

    猛毒を持つハブ

  • 怖いマングース

    怖いマングース

  • 毎日マングース駆除のわなを見回る

    毎日マングース駆除のわなを見回る

  • 賢いマングース探索犬

    賢いマングース探索犬