取材ウラ日記

借家暮らしでサシバに密着!

今回の主人公サシバは、春から秋にかけて日本の里山で子育てをする鳥です。子育て中のドラマを一つ残らず映像に収めたい!そんな熱い思いから、私たちが取った手段は、なんと撮影現場の"住民"になること。ロケ地近くの一軒家に半年間住み込んで撮影を行いました。普通のロケでは、何回かに期間を分けてロケ現場に行き、ホテルや旅館に宿泊して撮影することが多いのですが、今回のねらいは難易度最高レベル!千載一遇のチャンスをものにするため、"住民化"を敢行したんです。ところが、男だけの生活は正に味気ない物でした。滞る掃除、洗濯、ゴミ出し。食事もごはんと買ってきた僅かな惣菜だけ。朝から晩まで休む間もない撮影で、家事をする気力も起きないんです。でもそんな時支えになったのが、地元の皆さんのありがたい応援でした。温かい料理をお裾分けしてくれた隣のおばちゃん。おいしいトマトをどっさりくれた農家のおじさん。半年間地元に暮らし、サシバに密着したからこそ撮れたスクープ映像の数々、乞うご期待です。

  • 半年間住んだ一軒家

    半年間住んだ一軒家

  • サシバが現れるのをひたすら待つ

    サシバが現れるのをひたすら待つ

  • 近づいて撮るときはテントに隠れて狙う

    近づいて撮るときはテントに隠れて狙う

  • この状態で数時間撮り続けることも

    この状態で数時間撮り続けることも

小学生のみんなと一緒に観察

今回、私たちがメインで撮影したサシバの巣があったのは、とある小学校の裏山。巣に無人カメラを仕掛けるために、学校からカメラ用の電源をお借りしました。そこで、一つのアイデアが浮かびました。せっかくの映像を子どもたちにも一緒に見てもらえないだろうか。そこで、先生方の許可を頂き、カメラと学校の理科室のテレビをコードで繋いで、いつでも巣の様子がリアルタイムで見られるようにしたんです。子どもたちは私たちの予想以上に大喜び!毎日のように観察日記までつけてくれました。ヒナたちに名前を付けたり、食べた獲物の種類を細かく記録したり、私たちも感心しきりでした。子どもたちとサシバとの交流の様子も番組でご紹介します。

  • 理科室のテレビでサシバを観察

    理科室のテレビでサシバを観察

  • 休み時間のたびに人だかり

    休み時間のたびに人だかり

  • サシバと一緒に記念撮影

    サシバと一緒に記念撮影