ダーウィン図書館

Array回「“悪役”ハイエナ 意外な素顔」

【総合・地上デジタル】

見渡す限り草原が広がる、アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園。ここで最も数の多い大型肉食動物は、ブチハイエナです。死肉をあさり、獲物を横取りする“悪役”のイメージが強いハイエナですが、その素顔は全く違います。実は優秀なハンターなのです。最高時速65キロの俊足と並外れたスタミナを武器にして、6割以上の食べ物を自分たちの力で手に入れています。狩りの成功率は百獣の王・ライオンよりもはるかに高いのです。ある夜、ハイエナがヌーを捕まえたところにライオンがやってきて獲物を横取り!ハイエナにとってみればライオンの方が力にものを言わせた“横取り屋”です。また、獲物を巡ってほかの群れとにらみ合う場合でも、極力ケンカを避ける平和主義的な一面も持っています。そんなハイエナの繁栄のカギは、なんといっても群れの固い絆。2頭が足を上げ、互いのお尻を嗅ぎあう、ハイエナ流の挨拶で順位を確認し、群れの秩序と団結を保ちます。この強い団結力のおかげでケガをしたものでも生きて行くことができます。決してのけ者にされることなく獲物を食べ、さらに仲間の助けを借りて子育てもするのです。野生動物の世界では極めて珍しい、弱いものへの思いやりは感動的です。肉食動物の中で有数と言われる噛む力の測定も交え、たくましく生きるハイエナの意外な素顔に迫ります!

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