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Array回「珍獣アマミノクロウサギ びっくり子育て術」

【総合・地上デジタル】

国の特別天然記念物、アマミノクロウサギが主人公。世界の中で鹿児島県の奄美大島と徳之島に、わずか4千匹ほどが暮らす珍獣です。短い耳に短い足、そして長く伸びた足のツメ。ずんぐりむっくりした体つきは、ほかのウサギとは似ても似つきません。アマミノクロウサギは夜行性、日中は森の中の巣穴に潜んでいますが、夜になると、食事のために草原に姿を現します。このときにもウサギらしくない行動を見せるんです。それは「鳴き声」を出すこと。よく鳴くウサギの仲間は、世界でもナキウサギの仲間と、このアマミノクロウサギだけなんです。真っ暗な夜の森で、鳴き声を使って縄張りを主張したり、親子や夫婦が互いの位置を確認したりしていると考えられているんです。また、その子育ては奇想天外。母親はなぜか自分の巣穴から200メートルも離れたところに子ども用の巣穴を作ります。子どもが巣穴の中に入ると入り口を土で埋めて閉じ込めてしまうんです。母親は1日か2日に1度、子ども用の穴を掘り返し、お乳を与えます。授乳が終わると30分もかけて、再び丁寧に埋め戻します。一体なぜこんな奇妙なことをするのか? それは、天敵である毒ヘビのハブから子どもを守るため。地面の下に埋めてしまえば、ハブに襲われる心配はないんです。アマミノクロウサギの驚きの子育て術に超高感度カメラで迫ります!

放送予定

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