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Array回「里山の美しき鳥(1) 森の宝石ブッポウソウ」

【総合・地上デジタル】

毎年、田植えの時期になると、東南アジアなどから日本に渡ってくるブッポウソウ。瑠璃色の翼とオレンジのクチバシが鮮やかな美しい鳥で、「森の宝石」と呼ばれています。
日本には1000羽ほどしか飛来せず、絶滅危惧種に指定されている貴重な鳥です。

そんなブッポウソウが毎年200羽以上もやってくる、「日本一のブッポウソウの里」があります。
広島県三次市作木町。中国山地の真ん中にある、のどかな田園風景が広がる里山です。
ブッポウソウがやってくるのは子育てのため。
20年ほど前から、作木町では研究者と住人が協力しあい、ブッポウソウのための巣箱かけを行ってきました。
ブッポウソウは「空中ハンティング」の達人。トンボやセミ、カナブンなど、空を飛ぶ大型の昆虫を飛びながら空中で捕食します。急旋回や急上昇、急降下とアクロバティックで華麗な飛行術を駆使し、獲物を追いつめます。
曲芸飛行の秘密は翼の面積に対し、体重が軽いこと。自由自在に大空を舞う姿をハイスピードカメラで撮影、驚異の狩りの技に迫ります。

また、美しい姿と華麗な飛行術に似合わず、ブッポウソウは大変な「悪食」です。親鳥もヒナも、クワガタやカナブンなど、他の鳥が敬遠する硬くて大きな昆虫をペロリと丸飲みしてしまいます。

さらに驚くことに、貝殻や缶飲料のフタなど、「食べられないもの」まで飲み込んでしまいます。一体何のためなんでしょうか?
そこには、ブッポウソウが里山で生き抜くための深い知恵が隠されていました。
ブッポウソウの「意外な食生活」の秘密を探ります。

放送予定

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