ダーウィン図書館

Array回「里山フル活用! 生き残れイシガメ」

【総合・地上デジタル】

日本の川や池に住むニホンイシガメ。里山の環境変化や外来種の影響で絶滅が心配されています。日本の水辺で見られるカメの8割以上が外来種で、ニホンイシガメはわずか9?という調査結果も出ているほどです。そこで去年、東邦大学の長谷川雅美教授をリーダーとして、保護に役立てるための大調査が行われました。イシガメの甲羅に小型の電波発信機を貼り付け、半年に渡って行動を追跡したのです。すると、川でひっそりと生活しているかと思われていたイシガメの意外な暮らしぶりが明らかになりました。5月、田んぼに水が入ると、川から田んぼに移動。水に飛び込んだバッタなどを次々に食べていました。6月に入ると、田んぼを出て雑木林へ。熟して落ちたクワの実が目的です。さらに、車が行きかう道路を命がけで渡り、向かった先はトマト畑。真っ赤なトマトをもぎ取り、平らげました!番組では、野生ではほとんど観察例のない産卵行動にも密着。イシガメが産卵場所に選んだのは、意外にも畑。日当たりが良く地面の温度が温かいため、卵の生育に適した場所だったのです。さらになんと、農業用のハウスの中で産卵するイシガメも発見!温度が安定し、天敵が入り込みにくい環境に目をつけたと考えられます。“カメの目線”で大追跡し、里山の環境をフル活用して生きるイシガメの驚きの素顔に迫ります。

放送予定

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