ダーウィン図書館

Array回「歌って踊る!“世界一美しい”クモ」

【総合・地上デジタル】

“世界一美しいクモ”と言われるクジャクグモ。体長わずか4ミリほどで、オーストラリアだけに暮らす珍しいクモです。その名の通り、オスはお腹にクジャクの羽のように鮮やかな模様をもっています。恋の季節、オスは派手なお腹を広げてメスに求愛。目にも留まらぬ高速ステップを駆使しながら、足を上げ下げするラジオ体操のような奇妙なダンスを披露してメスに接近、さらには、ラブソングまで歌って猛アピールするんです。

実は、クジャクグモは、最近までその存在すら一般には知られていませんでした。数年前、地元の写真愛好家がクジャクグモの求愛ダンスを撮影、インターネットの動画投稿サイトで公開したところ話題を呼び、一気に注目されるようになったんです。マスコミにもしばしば取り上げられ、クモが苦手な人をも魅了するなど、ちょっとしたブームにもなりました。

しかし、クジャクグモはこれまでほとんど研究されことがなく、その生態は依然謎だらけ。そこで取材班は、オーストラリアの中でもクジャクグモが多く生息しているという南西部の街パースで、独特の求愛行動に密着。ハイスピードカメラや昆虫マイクなどの特殊機材を駆使し、オスが歌う人間には聞こえない「歌」や、メスにダンスを気に入られなかったオスが、メスに食べられてしまうという衝撃的な生態をとらえることに成功しました。華麗さとは裏腹に、過酷な運命を背負ったクジャクグモの恋のドラマに迫りました。

放送予定

NHKから提供できるものとしては最新の情報です。 ただし緊急の変更時には更新されない場合があります。