小笠原に大集合!超激レア生物

第565回「小笠原に大集合!超激レア生物」

2018/9/9(日)午後7時30分~

世界で初めてダイオウイカが撮影された小笠原の海は、超激レア生物が続々と見つかる世界でも稀なスゴイ海だった!長期密着を開始したダーウィン取材班。すると研究者も驚くへんてこ生物に続々と遭遇!

最初に発見したのは、浅い海を漂う奇妙な生きもの達。ゾウそっくりなハダカゾウクラゲ、まるで竜が空を飛ぶ様に泳ぐオオツクシクラゲ、映画「エイリアン」のモデルとなった超コワモテ生物タルマワシなどなど、普段は大海原で漂流生活しているため、滅多にお目にかかれない生きものたちのオンパレードだ。

一方、小笠原には浅い海に深海魚の赤ちゃんも大集合。チョウチンアンコウやリュウグウノツカイなど、滅多に見られない深海魚の赤ちゃんたちを次々と発見する。深海魚も子供のうちは、プランクトン豊富な浅い海を成長の場にしているのだ。その姿は親とは全く異なり、長い腸を体の外に出して泳いだり、体の3倍もあるヒレをなびかせ猛毒のクラゲに化けたりと奇想天外。浅い海で暮らすために独特の進化を遂げてきたのだ。

さらに取材班は、ダイオウイカの赤ちゃんの世界初撮影に挑戦!生きた姿は誰も見たことがなく、撮影できればダイオウイカ繁殖の謎を解き明かす大きなカギとなる。大捜索の末、ついに現れた謎のイカとは!?世界自然遺産の小笠原で、不思議な生き物たちを追った。

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取材こぼれ話

小笠原に大集合!超激レア生物 編

難易度★★★★★! 超激レア生物撮影

今回、取材班が小笠原で追い求めたのは、小さなものでは数ミリしかない超ミクロな生きもの達。見つけるだけでも難しいのですが、撮影するとなると超高難易度です。しかも動画をとるには、不規則に動く生きものとの距離を保って、ピントを合わせ続けなければなりません。(フォーカスはマニュアルです。)カメラのファインダーに意識を集中しても、生きものはあっという間に視界から離れていきます。さらに波があれば、水中の同じ場所にとどまり続けるだけでも至難の業。ベテラン水中カメラマンでさえ、最初は全く撮影が進みませんでした。

秘密兵器登場!? その名も「パルテノン」

そこで考えたのが、生きものとレンズとの距離を一定に保つものさし。使い方はというと、レンズ前に装着し、対象を目印の円柱の間に来るようにカメラを操作。カメラマンはファインダーではなく対象の生きものを直接見続けながら、その位置関係を常に守って漂う!というものです。(これでもかなり高度な技が要求されるのですが)これでピント問題はかなり改善しました。このものさし、並び立つ柱がギリシャの「パルテノン神殿」に見えることから、いつしかスタッフから親しみを込めて「パルテノン」と呼ばれるようになり、ロケ終了までロケ隊を力強くサポートしてくれたのでした。うまくいったかどうかは、番組でご確認下さい!