奇想天外!珍虫たちのサバイバル

第562回「奇想天外!珍虫たちのサバイバル」

2018/8/19(日)午後7時30分~

太平洋とカリブ海に挟まれた中央アメリカのコスタリカは、世界屈指の昆虫王国。「森の天使」と呼びたくなるような「笑顔」が超絶カワイイ「もえキャラ」虫、白黒の水玉模様にピンクの襟元が光るオシャレな虫、貴族の紋章のようなデザインの革製品を全身にまとったかのようなシックな装いの虫…。日本の7分の1ほどしかない面積に、日本の実に10倍以上、50万種ともいわれる多様な昆虫たちが暮らす。豊かな自然に恵まれた森は虫たちの楽園だが、ライバルや天敵の多い危険な場所でもある。激しい生存競争を生き抜くため、昆虫たちは想像を絶するようなサバイバル術をあみ出してきた。体中のパーツを隙間なく収納して身を守るマンマルコガネ。全身にコケが生えたような見事な変装で森に紛れるナナフシ。天敵が見向きもしない「ウンチ」になりきって生き残りを図る虫たちまでいるというから驚きだ。さらに天敵や雨風から身を守るため、植物を操って「偽物の花」を作って中で暮らしたり、脱皮の時に不要になる自分の抜け殻を鎖のようにつないで天敵を撃退する「武器」を作ったり…。案内役は、コスタリカ在住の探検昆虫学者、西田賢司さん。新種の昆虫をこれまで2千種も発見し、謎の生態も次々と明らかにしてきた「達人の中の達人」だ。今回の撮影中にも次々と新種を発見する西田さん。コスタリカの深い森の中に一緒に分け入り、昆虫たちの奇想天外なサバイバル術を探る。

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取材こぼれ話

奇想天外!珍虫たちのサバイバル 編

西田さんが見つけた虫たち

ロケでお世話なった探検昆虫学者の西田賢司さんが、ある日とても印象深いことをおっしゃいました。「天候の悪い日はない」。晴れの日、風の日、雨の日、それぞれの昆虫たちの「暮らし」があるからです。西田さんはコスタリカの森と昆虫にほれ込み、移り住んでしまいました。長年の経験と鋭い直感で、2,000種もの新種を発見しています。中にはヒゲじいにソックリな模様の虫も!

“悪魔の鎖”の謎に挑め!

番組に登場するおどろおどろしい姿の虫がいます。おしりのあたりから長くて奇妙な鎖のようなものを延ばしています。どうやらこれもサバイバルに使う“ヒミツ道具”らしいんですが、不思議なことに幼虫ごとに長さが違います。いったいどうやってこの鎖ができるのか? そしてどうやってこの鎖を使うのか? 西田さんの全面協力で、その決定的瞬間をとらえることに成功。こん身のスクープ映像です!

熱帯の森でお好み焼き!

大阪出身の西田さんはお好み焼きが大好物。深い森の中で暮らしていても、好きなものは好き、とのこと。撮影の合間に、コスタリカの食材と大阪のソースやポン酢を合わせた、西田さんオリジナルのお好み焼きをごちそうになりました。これがまた抜群においしいんです! コスタリカの食材に合うよう、焼き具合や隠し味まで研究し尽したという、西田さんのまさに「逸品」。スタッフみんなで5枚も6枚も一気にペロリ。大感激の一夜でした。