密着!東京の大自然 春の奥多摩で謎解き大冒険

第561回「密着!東京の大自然 春の奥多摩で謎解き大冒険」

2018/8/12(日)午後7時30分~

東京都内にある日本屈指の生きものの楽園、奥多摩。この自然に魅せられたのが、動物カメラマン・平野伸明さん。これまで40年以上にわたって生きものたちの驚きの瞬間を追い続けてきた平野さんにとっても、奥多摩の自然は格別だという。2017年秋、平野さんは奥多摩の豊かな自然を一年かけて徹底的に撮影しようと現地に家を借り、密着取材をスタートさせた。

シリーズ第1弾では、秋の奥多摩で平野さんが出会った驚きの光景を紹介。庭のカキの木に次々と姿を現す森の動物たち、さらにカケスがアリまみれになる奇妙な行動の撮影にも成功した。第2弾では冬限定の決定的瞬間を狙って凍てつく渓流へ。愛おしそうに魚を抱きしめるカエル!世にも不思議な行動をスクープした。

シリーズ第3弾の舞台は春。夜になると森から不思議な鳴き声が聞こえるという。そこで謎の声の主を突き止めようと平野さんは捜索を開始。その正体は世界にわずか1000羽といわれる絶滅危惧種のサギの仲間、ミゾゴイだった。

ミゾゴイは日本でだけ子育てを行う超貴重な鳥だが、観察が難しく生態の多くが謎。そんなミゾゴイの子育てを撮影しようと、ひと月かけて高い木の上にミゾゴイの巣を発見。忍者のような隠れワザや、独特の子育てのドキュメントをカメラにおさめた。

さらに第1弾から紹介している、スズメバチの巣に大穴をあける犯人探しにも新展開が。視聴者から寄せられた情報で全国でも同様の事件が多発していることが判明。そして奥多摩でもついに犯行の決定的な瞬間をとらえた。

他にも森の王者・クマタカの子育てや、サクラの実が育むかわいい生きものたちなど、密着取材で見えてきた春ならではの奥多摩の知られざる大自然を紹介する。

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取材こぼれ話

密着!東京の大自然 春の奥多摩で謎解き大冒険 編

子をさらう妖怪!?春に聞こえる謎の声

2017年の秋から奥多摩で撮影を続けている動物カメラマン・平野伸明さんが、奇妙なウワサを耳にしました。毎年春になると、夜に森から不気味な声が聞こえるというんです。「エボォー、エボォー」と聞こえる物悲しい声。一体何の声なんでしょう?地元で聞き込みをしてみると、その独特の声から「エボ」などと昔から呼ばれてきたらしく、子どもの頃、「夕方遅くまで遊んでいると、エボにさらわれるよ」と親によく言われたんだそう。しかも、誰もその姿を見たことはないというんです。子どもをさらうなんて、まさか妖怪!?という好奇心から撮影がスタートしました。

声の正体は?「エボ」探しに明け暮れる日々

平野さん、さっそく「エボ」探しに挑戦!新たな生きものを撮影するときには、苦労は常につきものなんですが、今回は「これほど苦労したのは初めて」と平野さんが嘆くほどの難易度が高い捜索となりました。「エボ」はまるで森の忍者。捜索に費やした期間はなんと丸一か月。取材のタイムリミットが迫り、もはやこれまでか・・・と思った頃、ついに姿を発見!その暮らしに密着することにも成功しました。平野カメラマンの苦労の結晶、是非、番組でご覧下さい!それにしても、なぜこれほどまでに捜索が難しかったのか。そこには深いワケがありました。これも番組でじっくりご紹介します!