密着!東京の大自然 奥多摩 生きものたちの熱〜い冬

第549回「密着!東京の大自然 奥多摩 生きものたちの熱〜い冬」

2018/5/13(日)午後7時30分~

東京都内に日本有数の動物の楽園がある。奥多摩だ。

この自然に魅せられたのは、動物カメラマン・平野伸明さん。これまで40年以上にわたって世界を舞台に生きものたちの驚きの瞬間を追い続けてきた。2017年秋、平野さんは奥多摩の自然を一年かけて徹底的に撮影しようと現地に家を借り、密着取材をスタートさせた。

シリーズ第1弾では、秋の奥多摩で平野さんが出会った驚きの光景を紹介。庭のカキの木に次々と姿を現す森の動物たち、さらに、カケスがアリまみれになる奇妙な行動の撮影にも成功した。

第2弾の舞台は真冬の奥多摩。この時期、平野さんがなんとしても撮影したい生きものが凍てつく渓流にいるという。それはナガレタゴガエル、40年ほど前に奥多摩の川で初めて発見されたカエルだ。冬、恋の季節を迎えると渓流に大集結するという。早速現場へ向かった平野さん。しかし、この冬は記録的な寒波の影響で川面は一面の氷。水温が低すぎるためカエルの姿はなかった。

待つこと2週間、ついにナガレタゴガエルの大群を発見。そこでメスを待ちわびるオスたちがなぜかオス同士抱きつきあう奇妙な行動を目撃。さらになんと、オスが魚に抱きつく衝撃のスクープ映像の撮影に成功した!一体どうしてこんなことをするのか?その背景には、オスたちのメスを巡るし烈な競争があった。凍てつく川で繰り広げられる、不思議なカエルの恋のバトルに密着する。

さらに、第1弾の秋編で紹介した、何者かに大きな穴をあけられた軒下のスズメバチの巣。穴をあけた犯人探しから早くも5カ月が経過。そんな冬のある日、新たな犯行現場を発見!果たして犯人はどんな生きものか?

ほかにも、雪の森で出会った生きものたちなど、密着取材で見えてきた冬の奥多摩、その知られざる大自然を紹介する。

秋の奥多摩の様子はこちら

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取材こぼれ話

密着!東京の大自然 奥多摩 生きものたちの熱〜い冬 編

寒〜い!厳冬期の渓流で撮影

奥多摩の自然に魅せられ、2017年の秋から撮影を続ける動物カメラマン・平野伸明さん。冬も精力的に撮影に挑みました!冬の奥多摩で撮影に挑んだのは、今から40年前に奥多摩で初めて発見されたカエル、ナガレタゴガエル。その撮影のため、2月上旬から山間の渓流に通い始めました。この冬の厳しい寒波で、奥多摩も冷え込みました!撮影初日、なんと川面は一面の氷!水温は氷点下0.3度。厚い靴下をはいていても、長靴の外から水の冷たさがじんじん伝わってきます。カエルたちが出てくるようになってからも、水温は暖かい日でも10度以下・・・。防寒着を着込み、胴長に長いゴム手袋をして撮影に挑みますが、特に手先は5分も水につけて作業しているとしびれるほどの冷たさ!しばらく撮影してはポットの熱湯で手を温め・・・・そんな作業を繰り返しながらカエルと魚の熱愛をスクープしました!