ノリノリ!謎のダンサー鳥

第519回「ノリノリ!謎のダンサー鳥」

2017/8/20(日)午後7時30分~

ヒップホップダンサーのように体を上下させ、リズミカルに歩く謎の鳥がインターネットで話題になっている。正体は、アメリカヤマシギ。細長いくちばしに、大きな目が特徴的で、大きさはハトと同じくらい。日中はやぶの中をノリノリで踊るように歩き回りながら、ミミズを食べて過ごしている。どうしていつもノリノリなのか? 奇妙なダンスをめぐって、これまで様々な説が唱えられてきた。代表的な3つは、天敵の目をごまかす「揺れてかくれんぼ説」、逆に天敵に自分の強さを示す「天敵アピール説」、そして好物のミミズを地中から追い出す「ミミズびっくり説」。果たして答えはどれか、ヤマシギをつぶさに観察して徹底検証する。日中踊って過ごすヤマシギだが、ダンサーとしての本領を発揮するのは日が沈んでから。オスは春の夜、上空100メートルまで飛び、ぐねぐねと蛇行して着地する飛行を繰り返す。“スカイダンス”と呼ばれる、メスにアピールするためのダンスショーだ。こうして結ばれたカップルに、卵が産まれる。だが、ヒナは卵からかえるとすぐにやぶの中を歩き回るため、めったに人目に触れることがない。そこで、今回はヒナ探しの達人に協力を求め、犬を使って深いやぶを大捜索する。ようやく見つけたヒナ。ふわふわで超かわいい。観察していると、さっそくノリノリで踊り始めた!やぶの中のダンサー鳥、アメリカヤマシギの謎めいた生活に密着する。

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取材こぼれ話

ノリノリ!謎のダンサー鳥 編

“毒草”茂る深いやぶを大捜索!

ヤマシギが暮らすのは、深いやぶの中。一歩踏み出すごとに枝をかき分けなければ、人ひとりすら通れません。そのうえ、病気を媒介する怖いダニの巣窟で、触っただけで何日もかぶれる恐ろしい毒草まで生い茂っているんです。毎日のヤマシギ探しはハード。でも、ようやく見つけたユーモラスな姿には、いつも癒されていました。

こっちもかわいい!ヤマシギのそっくりさん

ヤマシギを探していると、茂みの奥に大きな目を発見!ヤマシギかと思いきや、正体はウサギ。ヤマシギとウサギ…全く違う生きものですが、しばしば見間違えました。両者に共通するのは、顔の横についた大きな目。実は、ヤマシギとウサギは視野の広さが似ているんです。ちょっと意外な“他人のそら似”でした。

ヤマシギとともに暮らす!? 謎の巨大生物

今回の撮影場所は、ミネソタ州のリーマーという小さな町。ここは、“ある巨大生物”のすみかとしても有名なんです。それは、謎の未確認動物、ビッグフット!なんと19世紀から目撃例があるのだとか…。町にはビッグフットの看板がたくさん!ヤマシギとビッグフットがばったり遭遇する様子を想像してしまいました。