かくれんぼ名人! 葉っぱになった虫

第516回「かくれんぼ名人! 葉っぱになった虫」

2017/7/30(日)午後7時30分~

舞台は、東南アジア・マレーシアの熱帯雨林。この森は、不思議な昆虫たちの宝庫だ。大きさが15cmもある世界最大級のキリギリスや、羽の端から端までが30cmになるガ、長さ50cmにもなるナナフシの仲間などなど、桁外れに大きな昆虫たちが目を引く。巨大な体は天敵対策として役に立つ。小鳥などの天敵が襲うにはあまりにも大きく、手を出せないからだ。

一方で、色や形を周囲の植物に似せて敵の眼を逃れる「擬態昆虫」も数多く暮らす。木の幹に化ける虫もいれば、枝と見分けがつかない虫もいる。その中で「究極の擬態昆虫」とも呼ばれるのが、木の葉そっくりに化けるコノハムシだ。その体には、木の葉に見せかけるための巧妙な仕掛けがいくつもある。全体の形は虫に食われた木の葉そっくり。羽には、葉脈に似た筋が浮き出し、足は葉と同じように平らな形をしている。驚くことに体の模様も、生まれた後に、暮らしている木に合わせて変わるという。さらに、薄く平らな体を日光に透かして見ると、敵に見破られる恐れのある内臓の影を消してしまう巧妙な仕組みまで備えている。

しかし、究極の擬態昆虫のコノハムシをもってしても、敵に見つかり、捕まりそうになることがある。そんな時には秘策が!あえて樹上から落下して敵の手を逃れ、落ち葉に化けてやり過ごすのだ。さらに、樹上に歩いて戻るときには体を左右にユラユラ。木の葉が風にそよぐ様子を演出する徹底ぶりだ。

コノハムシをはじめとしたマレーシアの不思議な虫たち世界を、昆虫写真家・海野和男さんの案内で大探検!

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取材こぼれ話

かくれんぼ名人! 葉っぱになった虫 編

虫にラブラブ!

根っからの虫好きっているもんですね。今回の案内人、海野和男さん。虫を見るや、たちまち眼の色が変わり、夢中になってシャッターを切ります。それがこれまでに何回も撮影した虫であっても。1969年以来、200回近くもマレーシアに通った海野さん。一挙手一投足には、虫への熱い情熱がにじみ出ています。

見つけろ! かくれんぼ名人

我ながらムチャな注文だと思いますよ。何しろ相手は、周囲のモノそっくりに化けて姿を隠す「かくれんぼ名人」の虫たち。それを見つけろというんですから。しかし、そこは海野さん。長年の経験と勘で、虫たちのかくれんぼを次々に見破ります。その海野さんでさえお手上げの、「究極のかくれんぼ名人」がコノハムシ。どうやって見つけたんでしょうか、番組で詳しくご紹介!

キタ〜〜! 機材自慢?

今回もあれやこれやの機材が大活躍!高いこずえの虫には「超望遠レンズ」。近くの虫には「虫の眼レンズ」。ワイドでアップな映像は、まるで虫の世界に入り込んでいるかのよう!動画の撮れる一眼レフやミラーレスカメラも活用!撮影の力強い助っ人は、やはり海野さん。昆虫撮影の専門家ならではの貴重なアドバイスをいただきました。その成果は?…番組をご覧ください!

究極の健康飲料!? ミルクティー

常夏の国マレーシア。森の中を歩き回ると、汗が噴き出し、喉も渇く。昼食の時、取材チームに人気No.1の飲物は、「テ・アイス」。コンデンスミルクと砂糖がたっぷり入った、甘くて冷たいミルクティー。糖分が疲れを癒し、氷がほてった体を冷ましてくれます。熱中症予防にはもってこい!?。ビニール袋に詰めてお持ち帰りもOK!