都会が大好き!ロンドンのハリネズミ

第506回「都会が大好き!ロンドンのハリネズミ」

2017/5/21(日)午後7時30分~

今、愛らしい姿からペットとしても人気急上昇中のハリネズミ。そのハリネズミの野生の姿を求めて取材班がやってきたのは、なんと世界有数の大都市ロンドン!

ハリネズミは本来、草原に暮らす動物。国土の大半を農村地帯が占めるイギリスでは、農地の境界線となる「生け垣」に好んで暮らす身近な動物として、古くから人々に親しまれてきた。しかし、農業の近代化に伴う生け垣の減少などが原因で、生息数は激減している。そんな中、ロンドンをはじめとする都市部が、意外にもハリネズミの一大生息地となっているというのだ。

背景にあるのは、都心の広大な公園や民家の庭の存在。イギリスはガーデニング大国で、緑地には年中、花が咲き、食べ物となる昆虫が豊富。緑のベルトのように連なる民家の庭は、農地の生け垣と良く似た環境。ハリネズミの格好の住みかとなったのだ。しかし、都会暮らしは良いことばかりではない。道路を横断中に交通事故に遭うものや、同じく都市に進出した天敵キツネに襲われるものも少なくないのだ。

取材班は、歴史あるロンドンの街並みや緑豊かな「イングリッシュガーデン」を舞台に、ほとんど知られていないハリネズミの都会暮らしに密着。針を活かした天敵との攻防や、庭の片隅で行われる愛情たっぷりの子育ての様子も明らかに。農村地帯を追われ、都市部に「よりどころ」を見出した“都会っ子”ハリネズミの驚きの姿に迫る。

※画像クリックで拡大します

取材こぼれ話

都会が大好き!ロンドンのハリネズミ 編

実は大変! ロンドン街中のロケ

大都会ロンドンでのロケ、さぞ楽しかろう…なんて思っていませんか?それは誤解です。街中は私有地だらけ。のびのび撮影できる大自然と違って、住民の方から撮影許可を取る必要があります。でも、見知らぬ外国人を家に快く招き入れてくれる住民は少なく、いぶかしがられることがほとんど。家主に許可をもらえても、それを知らないご近所さんに不審がられ、警察に通報されかかったことも…。

実はおいしい?イギリスの食べ物

ツライ街中のロケを支えてくれるのが、食べ物。ふだんはサンドイッチなどで済ませましたが、たまにレストランに行って精力をつけるのが、撮影チームの楽しみでした。「イギリスは食べ物がまずい」と、そんな評判を聞かれたことがあるかもしれませんが、それは誤解です。特にロンドンは、人口の実に4割近くが外国生まれという国際都市。世界各国の本場の料理を味わえるんです。え?イギリスの料理じゃないって?まあ、そうカタイことを言わずに。

イギリス人も大好き!「生け垣ブタ」

ハリネズミの英名は「ヘッジ・ホッグ」。“生け垣のブタ”という意味です。農地の生け垣に好んで暮らすことからそう呼ばれています。その「生け垣ブタ」、イギリスでは好きな野生生物ナンバーワンに選ばれることもある人気者。一体なぜ?番組では、その魅力をたっぷりご紹介いたします!