密林の王者!伝説の巨大ワシ

第457回「密林の王者!伝説の巨大ワシ」

2016/5/1(日)午後7時30分~

中米・パナマのジャングルに、先住民の間で語り継がれてきた「伝説の巨大ワシ」が暮らすといいます。ナマケモノやサルなどを襲い、密林の王者とも呼ばれています。しかし、ジャングルの奥深くに暮らすため、その姿が人目に触れることはほとんどありません。謎の姿を追い求め、取材班はパナマの密林に潜入しました。

そこに姿を現したのはオウギワシ。この鳥こそ“伝説の巨大ワシ”です。広げた大きな翼は2m、そして奇妙な丸い顔と、足には長さ7センチにもなる巨大なツメを持っています。オウギワシは、この独特の体つきを活かし、密林で驚きの狩りのワザを繰り出します。まずは、獲物探し。オウギワシの翼は短くて小回りがきくため、樹上の獲物に気づかれぬよう、木々の間を縫うように飛ぶことができるんです。さらに獲物探しに役立つのが、奇妙な丸い顔。まるでパラボラアンテナのように、音を効率よく耳に集める役割があるといいます。見通しの悪い密林でも、獲物が出す声や音を頼りに居場所を探る事ができるのです。そして見つけた獲物に忍び寄ると、隙を突いて一撃!巨大な足のツメで文字通りわしづかみにし、獲物を確実にとらえます。オウギワシは密林に特化した狩りのワザの持ち主なのです。

さらに取材班は、3年に一度きりという貴重な子育ての様子を撮影することにも成功しました。樹上の巣で、母親はつきっきりでヒナの世話をします。獲物を運ぶのは父親の役目。夫婦で分業して一羽のヒナを大切に育てます。ヒナは半年ほどで巣立ちを迎えます。しかし、密林での狩りには高度なワザが必要。一人前のハンターになるまでに、2年近くもかかるといいます。密林で独特の生き方を極めた伝説の巨大ワシ、オウギワシ。孤高の狩人に迫ります。

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