発見!海水浴場の大自然

第420回「発見!海水浴場の大自然」

2015/7/19(日)午後7時30分~

夏本番!大勢の人でにぎわう海水浴場は、実は生き物の宝庫でもあります。

今回、取材班は富士山をのぞむ静岡県大瀬崎にある大瀬海水浴場で、生き物たちに密着。私たちのすぐそばで繰り広げられている生き物たちの驚くべき営みをご紹介します。

子どもたちの足下を泳ぎ回る、青い体が鮮やかな体長5cmほどのソラスズメダイの群れ。人が残した空き缶の中から可愛い顔をのぞかせるミジンベニハゼ。石垣の間には巨大なイセエビ隠れ住みます。まるで海水浴場の王者のようにゆったりと泳ぐのは、体長80cmにもなるスズキ。海中を少し見渡すだけで、私たちの足元には多彩な魚たちの世界が広がっています。

さらに、普段は人の入ることのない夜の海水浴場にも潜入!目にも留まらぬ速さで獲物を丸呑みするミノカサゴ。肉食の本領を発揮するスズキ。食うか食われるか。昼間とは全く違う生きものたちの表情を目の当たりにしました。

夏の終わり、海水浴場はベビーラッシュを迎えます。外敵から守る為、卵を口の中で育てるオオスジイシモチのオス。ゴツゴツした体つきのサツマカサゴのカップルは、産んだばかりの卵が潮に乗って流されていくのをそっと見届けます。

遠く離れた外国の海ではなく、身近な海で繰り広げられる驚きの生きものたちの命のドラマ。今年の夏は海水浴に行きたくなること間違いなし!

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取材こぼれ話

静岡県 大瀬海水浴場 編

今年の夏は一度きり!

今回の番組、撮影が行なわれたのは、実は2014年の夏。放送の一年前のことです。学校の夏休みの始まるころに放送をするため、一年も前から準備をしていたんです。

皆様、覚えていらっしゃいますでしょうか。2014年の夏が台風の当たり年だったことを・・・。当時、取材班を待ち構えていたのは、曇り空の日々。台風が遠くにいて晴れたとしても、激しいうねりは無情にも海を濁らせてしいます。これでは撮影になりません。でも、そんな悪条件の中、多くの種類の生きものを撮影するため、海水浴場を縦横無尽に、泳ぎまわりました。こんなに海に入るのは後にも先にもないと思えるほどに泳ぎまくりました。その甲斐あってか、警戒心の強いクロダイが、カメラの目の前でじゃれ合う姿を見せてくれたり、ホタテウミヘビの奇妙な狩りに遭遇したり、貴重な瞬間を映像おさめることができました。私たちを受け入れてくれた大瀬海水浴場の生きものたちの姿をぜひご覧ください!