闘う!猛牛バイソン

第076回「闘う!猛牛バイソン」

2007/10/28(日)午後7時30分~

ロッキー山脈の中央、イエローストーン国立公園に暮らすアメリカバイソン。アメリカ大陸最大のほ乳類で、オスは体長4m、体重1トンにもなる。巨大な頭とそれを支える盛り上がった肩が特徴です。
通常はメスとその子どもたちが群れを作って暮らしますが、秋になるとオスはメスを求めて群れに戻ってきます。メスを巡るオス同士の闘いは壮絶です。巨大な頭と体をぶつけ合い、時には鋭い角で相手を傷つけ死に至らしめるまで闘います。強い子孫を残すためだ。そうしてできた子どもを今度はメスが大切に守り育てます。子どもは近くをうろつくオオカミやヒグマの格好の標的。草食獣でありながら、母親は大きな体と強い足でオオカミを蹴散らしヒグマにも体当たりして必死に子を守ろうとします。
春に生まれた子どもは冬までに100キロ以上に成長します。冬は厳しい寒さと雪がバイソンを襲います。食べ物の草が深い雪の下に埋もれバイソンはやせ衰えてしまいます。また、イエローストーンは有名な地熱地帯。極寒の中のバイソンを暖めてくれますが、一方で氷を融かし、薄氷を踏み抜いたバイソンを氷の沼へ陥れてしまいます。さまざまな困難が立ちはだかるが闘いながら生き抜くアメリカバイソンに密着、たくましい暮らしぶりを紹介します。
また、アメリカバイソンには、かつて乱獲のために6000万頭からわずか100頭以下までに激減した経緯があります。その復活の歴史もミニコーナーで紹介します。

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